
昨日、大船渡、陸前高田に現地視察に訪問した。
大船渡、陸前高田共にまだまだ復興までの道のりは長いと感じた。
瓦礫、土砂、悪臭、陸前高田市役所の周りに入ったが町の面影すら無い状態で会った。
そんな中一番印象に残ったのが大船渡での中学生野球部であった。
ジャージ姿で白球を追いかけ、笑顔、歓声がこだまし野球ボールを
追い続ける。ボールは日本一普及している軟式ボールである。
わずか20メートル先は土砂の山で、学校の電柱すら倒れた状態である。
震災から3カ月経った。震災直後は野球どころではないと思い、今年度は
大会を一切行うことができないと感じた。
しかし、3か月たらずで野球を追いかけ喜びを分かち合う少年達。
グランドで立ち尽くし感動してしまった。
野球で震災の影響をケアするなど奇麗事だと思っていたがそれは違った。
野球で震災を乗り越えるそんなことが可能であるのではないかと。
戦後復興した歴史は野球とあるように・・・
理事長 菅野 和彦

「このような震災の状況で各大学の選手達は野球を行いたいのか?野球をするべきか?」
震災1ヶ月後まだまだ余震の続く中、各大学の意見を聞いてみた。
震災1カ月後は、物資も届かず、生活するのにも困難だった時である。
そんな中下記のような各大学より回答があった。
○
八戸も津波の影響で一部壊滅的被害を受けている地域があります。
私たちは八戸市民の為に野球を通して少しでも元気を与える為に大会を続けたいです。
○
先輩たちはこの春の大会でもしかしたら引退となってしまうので、大会は実施してほしい
と言ってました。私も部活て培った努力の集大成を見せる機会が減ってしまうのは悲しい
です。だから、ぜひ大会を行ってほしいです。野球がしたいです。
○
最後に、「このような震災の状況で各大学の選手達は野球を行いたいのか?野球をするべ
きか?」
という問いですが、野球は行いたいと思っています。今回の震災によって、被害に遭われ
た方々には謹んでご冥福をお祈りいたしております。自分達にできることを考えたとき、
まずは普段の日常に戻ることが大切だと思います。野球に限らず、勉学やアルバイト、部
活動などは学生にとって普段の日常の延長です。私達は震災した方々の分まで、普段の生
活を精一杯取り組むべきだと思います。野球は、遊びや娯楽の類いではないので、行うこ
とは決して非常識なことではないと思います。
○
「自分達(奥羽地区)が被災した地域の人達に全力でプレーする野球を観戦してもら
って、ちょっとでも勇気と希望を与えてあげたい。」
「こんな時だからこそ、自分達の野球で東北を元気にしたい」
○
最後の質問の方は、9名中2名が野球を行うべきではないという意見がでました。
理由のほうはどちらともまだ地震の方がまだ完璧に落ち着いてないのでいつまだ大きい地
震があるのか分からないので今は行うべきではないという意見をもらいました。
選手全員野球を行うことに賛成です。
○
次に、大会に関しての意見を述べさせていただきます。
本件に関しましては、全部員より意見を聞きましたので、本軟式野球部の創意と考えて頂
結論から申し上げますと、私たちとしては大会を開催していただきたいと思います。
確かに、現在日本には様々なイベント等を自粛する風潮がありますが、それが被災地の助
しかしながら、被災された方たちが一生懸命に生きている中、私たちはどうあがいても同
じように苦しむことはできないし、苦しみを分かち合うことはできません。
そうであるならば、私たちは私達なりに一生懸命になるべきだと思いますし、私たちには
その一つとして野球があります。その目標の一つとして是非大会を開催して頂ければと思
被災された方のことを思うと、強く野球をするべきだとは言えない
ところはありますが、被災していない所や復興した所から日常に戻ることがひいては被災
地の復興に近づくと考えています。
ただ、「スポーツ」は、日常の生活があってはじめて成り立つものでもあります。
連盟に加盟する大学のうち、たとえ一つの大学の一人の選手でも、普段の生活に戻ってい
ないのであれば、大会は延期もしくは中止にし、すべての選手が安心し野球ができる環境
が整ってるなら、開催するべきだという意見もありました。
そのため、開催の可否に関しては、やはり他大学の方々の被災状況を見て判断して頂けれ
もし、他大学が参加できない状況で、開催されない場合には、公式戦でなくて構いません
ので、何か純粋に野球の試合をする場を設けていただけたらと存じます。
○
大学としては、やりたいと思っていますし、やるべきだと思います。全体で話し合
った時も、岩手という名前を背負っているということで、少しでも元気と勇気を与えられ
るようにしたいという意見が多くありました。部員の中で、被災地方に住んでいるのが6
人いますが、その人たちからのらそうしたいという思いが強いです。
連盟の方々も、ご苦労があるとは思いますが何かあればご協力いたしますので、どうぞよ
ろしくお願いします。私達としては、野球がやりたいです。
○
「被災した友達を持つ人や実際に被災もした人もいて、岩手県全体が被災地域であります
が、我が大学の選手一同は野球を愛しております。
過酷な状況ではありますが、この困難に打ち勝ち野球をする姿を全国に見せることによ
って野球を好きな方々、応援してくださっている人、日本の人々に活気を与えることがで
きると信じ、盛岡大学部員一同は野球をしたいと思っております。」
これが我がチームの気持ちです!!
あと、余談になりますが、春期の予選などを日程調整など大変だとは思いますが、リーグ
戦で大会を行いたいという気持ちがあります。
でしゃばった意見になるかもしれませんがこういう気持ちであるということを伝えたいです。
○
野球をしたいかどうかについてですが、自分達は幸い被害がほとんどなかったのでやりた
いと思っています。他の大学さんについてはわかりませんが、自分達はなるべく普段通り野球をするつもりで
す。
以上の回答である。
しかも被災が酷かった大学の方が野球をやりたいという思いが強いことに
驚いた。今回の震災で野球に対する情熱、また野球力というものを強く感じている。
今の政治家のだめなところは現場の声を聞かず、話にならない派閥、権力争いをしているところである。
そんな暇があるのであれば被災地に行き、被災地の人達の意見を聞く方がましである。
話が少し逸れたが、今年の夏、東日本復興大会、全日本予選リーグ戦が熱くなることは間違いない。
理事長 菅野 和彦